スムーズに診断・治療ができるように配慮
COLON CANCER
患者様が早期発見と状況に応じた治療を受けられるようにサポートしています。大腸がんは、日本において非常に罹患率の高いがんの一つであり、特に早期発見が鍵となりますので、大腸がんの基本的な情報から、リスク要因、症状、診断方法、そして治療法について詳しく解説しています。具体的なリスク要因としては、年齢、食生活、運動不足、そして家族歴が挙げられます。
食生活などの乱れから発症の可能性
大腸の内壁に発生する悪性腫瘍の一種となり、盲腸、結腸、直腸から構成され、いずれかの部位にがんが発生することがあります。初期段階では自覚症状が乏しいため、気づかないうちに進行するケースが多いのが特徴です。大腸がんの原因は複合的で、遺伝的要因や食生活、生活習慣が関与していると考えられています。高脂肪の食事を続けることがリスクを高める一因とされています。
高脂肪の食べ物などの摂取にも注意
多くの要因が複合的に関与していると考えられ、食生活が大きな影響を及ぼします。加工食品、動物性脂肪が多く、食物繊維が少ない食事は、大腸がんのリスクを高めるとされています。また、家族に大腸がんを患った人がいる場合には遺伝的に同じリスクを持つ可能性が高くなります。さらに、過去にポリープが見つかったことがある場合や、慢性的な炎症性腸疾患を抱えている方も注意が必要です。
便に血が混じり鮮血になる可能性
初期段階では目立ったものが少なく、自覚しにくいことが特徴ですが、がんが進行するにつれて、様々な症状が現れることがあります。便に血が混じり、鮮血や黒色便が見られる場合がありますが、腸内で出血が起こっている可能性を示唆しています。また、通常の便のリズムが乱れたり、排便後も残便感が続いたりするような場合は注意が必要で、腹痛やお腹の張り感も見逃せない症状です。
AI機能搭載した内視鏡システムを使用し専門医による死角にないやすい病変も丁寧に観察
大腸がんは初期段階では症状が現れにくく、症状が出た時には進行している可能性が高く、早期発見には定期的な検査が極めて重要です。年齢的には40歳以上の方におすすめしていますが、若年層の20歳代でも進行がんがまれに発見されますので血便や排便異常などがありましたら一度内視鏡検査をお勧めします。スコープを肛門から挿入しながら、結腸や直腸の状態を詳しく調べています。当院はAI搭載した内視鏡システムを使用していますので、AIと専門医のダブルチェックが可能です。
大腸癌の進行度で治療方法を選択
早期の大腸癌であれば内視鏡的切除で完全治癒も可能です。癌の形態やサイズ、表面の構造を拡大観察し評価し内視鏡的に治療が難しい場合は外科的な治療が必要になります。内視鏡検査は、患者様に安心していただけるように取り組んでいます。
