下北沢メディカル 内科・消化器内視鏡クリニック

便潜血が陽性と言われたら

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便潜血が陽性と言われたら

便潜血が陽性と言われたら

2026/09/14

健康診断や大腸がん検診で「便潜血が陽性です」と言われると、大きな病気ではないかと不安になる方は少なくありません。一方で、痛みなどの自覚症状がないと「痔のせいだろう」「様子を見よう」と受診を先延ばしにしてしまう方も多くいらっしゃいます。

このページでは、便潜血が陽性になったときに考えられる原因、大腸がんとの関係、再検査ではなく大腸カメラ(大腸内視鏡検査)が必要な理由、放置したときのリスク、検査の流れを、下北沢メディカル 内科・消化器内視鏡クリニックが説明します。

便潜血が陽性とはどういう状態か

便潜血検査の結果を確認するイメージ

便潜血検査は、便に混じった目に見えないごくわずかな血液を調べる検査で、大腸がん検診の一次検査として広く使われているものです。「陽性」とは、便のなかに血液の成分が見つかったという結果です。ただし、この検査は出血の「原因」までを教えてくれるものではありません。がんによる出血なのか、痔などによる出血なのかを、便潜血の結果だけで区別することはできません。だからこそ、陽性が出たあとに原因を確かめる検査が必要になります。

大腸がん検診では、通常2日分の便を採取します。2回のうち1回だけ陽性だった場合でも、「1回だから大丈夫」ということにはなりません。がんやポリープからの出血は毎回一定量出るとは限らず、たまたま片方の日にだけ検出されることもあるためです。1回でも陽性であれば、精密検査の対象と考えてください。

便潜血が陽性になる主な原因

痔のイメージ

便潜血が陽性になる背景には、いくつかの原因が考えられます。良性のものから治療が必要なものまで幅があり、見た目やその日の体調だけで見分けることは難しいものです。代表的な原因を、それぞれ性質の異なるものとして順に説明します。

痔・肛門からの出血

いぼ痔や切れ痔など、肛門付近からの出血は便潜血が陽性になる原因としてよく見られます。ただし注意したいのは、痔があるからといって大腸に病気がないとは言い切れない点です。痔と大腸のポリープやがんが同時に存在することもあり、「痔もちだから今回も痔だろう」と自己判断するのは危険です。出血源が本当に痔だけなのかを見きわめるには、大腸の中を実際に確認する必要があります。

大腸ポリープ

大腸の粘膜にできる隆起物である大腸ポリープからも、便に微量の血液が混じることがあります。ポリープの一部は時間をかけて大腸がんに進むタイプがあると考えられており、早い段階で見つけて対応することに意味があります。ポリープの多くは自覚症状がないため、便潜血陽性が発見のきっかけになることも少なくありません。

大腸がん

大腸がんは、進行するまで自覚症状が出にくいことが知られています。がんの表面から少量の出血が起こり、それが便潜血として検出されることがあります。便潜血検査は、症状が出る前の大腸がんを拾い上げるために行われる検査でもあります。陽性という結果は、がんの可能性を確かめるための入り口だと考えてください。

炎症性の腸の病気やその他の要因

潰瘍性大腸炎などの腸に炎症が起こる病気や、大腸憩室からの出血などでも便潜血が陽性になることがあります。原因はひとつとは限らず、複数が重なっている場合もあります。いずれにしても、原因を正確に区別するには大腸の内部を直接調べる必要があります。

便潜血が陽性のとき大腸がんの可能性はどのくらいか

便潜血が陽性だった方のうち、実際に大腸がんが見つかるのは一部です。一般には陽性者の数%程度で大腸がんが、それを上回る割合で大腸ポリープが見つかると報告されていますが、割合には個人差があるとされています。数字だけを見ると「確率は高くない」と感じるかもしれませんが、逆に言えば見過ごせない可能性が含まれているということです。

大切なのは、便潜血陽性は「大腸がんが確定した」という意味でも「痔だから安心」という意味でもなく、原因を確かめる必要がある状態だという点です。確率で判断せず、次の一歩として精密検査を受けることをおすすめします。ご不安な点があれば、当院までお問い合わせください。

便潜血陽性の場合は大腸カメラでの検査が大切

大腸カメラによる精密検査

便潜血が陽性だったとき、「もう一度便を取り直して調べればよい」と考える方がいらっしゃいますが、便潜血検査のやり直しは精密検査の代わりにはなりません。取り直した結果がたまたま陰性だったとしても、最初に陽性だった事実が消えるわけではなく、出血の原因を確かめたことにもならないためです。

便潜血陽性のあとに受けるべき精密検査は、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)になります。細いスコープを肛門から挿入して大腸全体の粘膜を直接観察し、出血の原因がどこにあるのかを確認できる検査です。ポリープやがんが疑われる部分があれば、その場で組織を採取して調べることもできます。大腸ポリープ切除についても、必要な場合は検査とあわせて対応できるかどうかを含め、当院でご案内します。

便潜血陽性を放置するとどうなるか

下腹部痛に悩む女性

自覚症状がないと、陽性の結果を受け取っても受診しないまま時間が過ぎてしまうことがあります。しかし、大腸がんやその手前のポリープは、早い段階では症状が出にくい一方で、放置している間に進行していくことがあります。見つかるのが遅れるほど、体への負担が大きい治療が必要になる可能性が高まります。

便潜血陽性は、体の状態を確認するひとつのきっかけです。症状がない、忙しいといった理由で先延ばしにせず、原因をはっきりさせておくことが、結果的にご自身の負担を軽くすることにつながります。判断に迷うときは、まず下北沢メディカル 内科・消化器内視鏡クリニックにご相談ください。

下北沢メディカルの大腸カメラの特徴と検査の流れ

検査について相談するイメージ

当院では、便潜血陽性で精密検査が必要な方の大腸カメラに対応しています。検査の前には、腸の中をきれいにするための下剤を服用していただき、大腸の粘膜を観察しやすい状態に整えることが必要です。準備の方法や当日の過ごし方は、体調や生活に合わせて事前にご説明します。

検査時の負担が心配な方には、ご希望や状態に応じて鎮静剤・鎮痛剤を用い、うとうとした状態で受けていただける方法もご用意しています。炭酸ガスを使ってお腹の張りをやわらげる工夫も取り入れています。検査中にポリープが見つかった場合の対応や、鎮静を使うかどうかは、あらかじめ相談しながら決めていく方針です。

よくある質問

便潜血が2回のうち1回だけ陽性でしたが、受診は必要ですか?

必要です。出血は毎回一定量あるとは限らず、片方の日だけ検出されることもあります。1回でも陽性であれば精密検査の対象と考え、大腸カメラを受けていただくことをおすすめします。

痔もちなのですが、それでも検査を受けたほうがよいですか?

受けていただくことをおすすめします。痔と大腸のポリープやがんが同時にあることもあり、便潜血の結果だけでは出血源を区別できません。原因を確かめるために、大腸カメラを受けていただく意味があります。

自覚症状がなくても検査は必要ですか?

必要です。大腸がんやポリープは早い段階では症状が出にくいことが知られています。症状がないうちに見つけることが便潜血検査の目的でもあるため、陽性であれば症状の有無にかかわらずご相談ください。

下北沢で便潜血陽性の精密検査をお考えの方は下北沢メディカルへ

笑顔の女性

便潜血が陽性と言われても、その原因は痔などの良性のものから、早めの対応が望ましいポリープやがんまでさまざまです。結果だけで判断せず、大腸カメラで原因を確かめておくことが安心につながる一歩になります。

下北沢メディカル 内科・消化器内視鏡クリニックは、下北沢駅から徒歩約4分の場所にあり、消化器内視鏡の専門的な検査に対応しています。検診で便潜血が陽性だった方、痔と言われたが心配な方は、お気軽にご相談ください。

下北沢メディカル 内科・消化器内視鏡クリニック

患者様の様々な症状に対して丁寧に対応し、個々の思いを尊重した診療を行っています。食欲不振、胸やけ、腹痛、便通異常などのお腹の症状、生活に支障をきたす症状に対して胃や大腸の内視鏡検査を安心して受けられるよう世田谷区にて実施しています。

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